Paymoのユーザー数を増やすための投資がすごい - 通信業界のゆとりが伝えるゆとったブログ

Paymoのユーザー数を増やすための投資がすごい

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05 /28 2017
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どうもこんにちは、通信業界のゆとりです。

昨日飲み会があったのですが、精算するときに幹事が「支払いはPaymoでもいいよ」と言ってくれました。
わたし以外にPaymoを利用している人に初めて出会ったので、うれしくなってもちろんPaymoで支払いをしました。

Paymoは割り勘アプリです。
ともだちに支払いの請求をしたり、支払いの受取をリクエストすることができます。
そしてPaymoの支払いはVISAかmasterのクレジットカードで支払うことができます。

割り勘アプリとうたってはいますが、結局のところ個人送金アプリで、お金の電子化が進んでいる海外ではすでにかなり一般的になっています。
アメリカではPaypal傘下のVenmo、中国ではテンセント傘下のWeChatがものすごい勢いで伸びています。
日本でもLINEがLINEpayで個人送金できるようになっているのですが、あまりプロモーションもしておらず、個人送金としてのサービスで利用している人は見たことがありません。

LINEがぐだぐだしている間に、今年颯爽とあらわれたPaymo。そのPaymoがキャンペーンの仕組みと狙いがとても美しいのです。Paymoは日本の個人送金アプリの1位をとろうとしているのだと感じています。


絶対使いたくなる初回利用の仕掛け

Paymoは初回利用時にインセンティブをつけることで、ユーザーが絶対に使いたくなるように設計しています。
現在では初めての支払いで300円分のポイントがもらえます。さらにFacebook連携をすると100円分のポイントももらえ合計400円分のポイントとなります。

Paymo初回利用



さらにさらに割り勘アプリということで、Paymoを使うときは必ず相手がいます。なので初回利用時には招待を利用すれば、招待した側は500円分のポイント、招待された側には1,500円分のポイントがつきます。なので、自分が招待されたときには合計1,900円分のポイントがいきなりもらえてしまうのです。

Paymoともだち招待



例えば、飲みに行ったとき、1,900円分安くなるとなったらこのアプリ使ってなるでしょう。
実際わたしも、Paymoという存在は知っていましたが、使っていませんでした。あるとき、ともだちと焼肉に行ったときにふと思い出して、1,000円以上も安くなるならと利用したのがはじまりでした。

単純に考えて1ユーザーあたりの獲得費は2,000円くらいになるでしょう。
CMなどの広告もいれればもっと高くなりそうです。

ポイントバックで2回目も利用したくなる

サービスで重要なのは、継続利用してもらうことです。
Paymoも例外でなく、割り勘するときにはPaymoを使うという習慣づけをしなくてはいけません。

初回利用のときはポイントがもらえたので、それを使うためにアプリを利用しましたが、そのポイントを使い切って満足してもらってはただお金をあげただけになってしまいます。

そこで、Paymoが実施しているのが支払いの金額の5%をポイントバックすることです。
こうすることで、自分のポイントが0にならないので、その残っているポイントを使いたくなります。
これで2回目3回目とどんどん利用を促進できるのです。

Paymo5ポイントバック


さらにこの2回目利用のときにともだちがPaymoを利用していない場合は紹介すればさらにポイントも入るので、絶対におすすめします。

おそらくある程度の利用者になるまでは、この仕組みで新規ユーザーと継続ユーザーを増やしていくと思います。
とてもわかりやすい新規ユーザーの獲得、継続利用の促進方法ですね。


LINEpayはもっとがんばってほしい

LINEpayもがんばっていないわけではありません。
大晦日にはお年玉くじ、ゴールデンウィークにはみどりくじなどイベントを実施していました。
LINEのとても大きなユーザー規模を使い、大金をちらつかせてくじを送りあわせて、LINEpay口座を開設させる狙いだと感じました。

しかし、ほんとうにこの施策でよかったのでしょうか。
たしかに、口座数はとても伸びて先日3,000万口座を突破したというニュースを目にしました。
でもほんとうに重要なのはLINEpayの利用者を伸ばすことで口座数を伸ばすことではありません。くじに当選した人はそれを利用するためにLINEpayカードを作るなどして、利用者になったと思います。しかし10円とかの当選では利用しようとする人は皆無だと思われます。

わたしはLINEpayカードの還元率にひかれ、LINEpayユーザーではありますが、個人送金機能を利用したことはありません。せっかくLINEpayカードでリアルな店舗支払いもカバーしているのにもったいないです。わたしとしては、PaymoよりもLINEpayのほうが使い勝手はいいのです。

ユーザー基盤とリアル決済という点ではLINEが圧倒的有利ですが、おちおちしてるとユーザー拡大の仕組みがしっかりしているPaymoがリアル決済に対応したらあっという間に抜かれてしまう気がします。
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